メリークリスマス!
今年はぼっちじゃないkoyaです。
と言っても夫とケーキ食べたくらいです。
去年までは基本的に仕事。
年末年始もほぼ仕事。
今の世の中、その方が普通だと思うのですが、どうなんでしょ?

さてさて、今日はマーイちゃんです。

マーイちゃんは昨日紹介したマータくんと同じ現場から来ました。

まず、マーイちゃんは身体的に特徴があります。
生まれつき左の前足が後ろに反り返り、三本足で生活しています。
この現場では沢山の子うさぎが生まれ、沢山死んだようです。
多頭飼育現場では近親交配になるので障碍を持って生まれ、生まれてすぐに死んでしまうことはよくあります。

ここのお宅もその状態でした。
マーイちゃんと同じような四肢に障碍を持って生まれるケースが多かったらしく、生き延びたのはマーイちゃんだけでした。
酷い子は4本とも障碍があり、イモムシのようにしか動けず、脳にも障碍があるのか頭の形も妙に大きく目も開かない子もいました。
その子は1ヶ月程度でお星様になりました。
そのお宅で目に見えた障碍がある子は大体数日で旅立ってしまうので、障碍を持った子にしては頑張った方です。

通常、障害がある子はブリードから外されますが、そのような管理も出来ない(あえてしない)元飼い主はマーイちゃんにも子供を産ませていました。
元飼い主はマーイちゃんにかなり執着をしていました。
元飼い主は結婚願望が強く子供を持つことにも執着していました。
マーイちゃんに自分の名前を付け、マーイちゃんが子供を産む度に自分も結婚して子供を持てると思い込んでいました。

動物をこういった扱いをする人によくある事ですが彼女も病気でした。
詳しい病名は聞き出せませんでしたが、本人と彼女の母親はそう言っていました。
行動が異常ですが、それが異常である自覚すら全くありません。
母親は気付いていましたが、荒れる娘が怖く言いなりです。
することなすこと間違いだらけでモラルにもかけています。
やってはいけないことを見事に全部やっているような人でした。

例えば…

うさぎを肩に乗せて外を出歩く
キャリーバックなどを使わず普通のバックにうさぎを押し込んで出歩く
電車でうさぎを見せびらかすためにバックから出す
ごはんもペレットや牧草を与えず、野菜くずやその変のよく分らない雑草を与えている
うさぎの巣材に与えていたのも毒がある紫陽花
自分は掃除をせず、70歳になる母親まかせ
基本的に片付けが出来ないらしく、家の中も散らかっている
ケージの中も訳のわからないものでごちゃごちゃしている
ベランダにうさぎを出しっぱなしで外敵にうさぎを殺られたことがある
事故後も変わらずベランダに出して放置する
それを自然に触れさせているという
ベランダも物が多く、うさぎの指に骨折跡がある
安易に学校にうさぎを渡し、夏休みに誰も世話をせず死なせてしまう
広い公園にうさぎを放したことがある(本人は遺棄の自覚なし、自然にかえしてあげたつもり)
異臭がすると思ったら押し入れで子うさぎが死んでいた
毎月子うさぎを生んでいるうさぎがいる
(それだけ死なせている)
沢山産ませて、沢山人にあげて、ちやほやされたい

もう、キリがありません。
ありえないことが次々と出てくる人でした。

それでも何回か通い、その都度交渉してうさぎを連れて帰ってきました。
2回目から元飼い主の友人と名乗る男性が現れ、また彼も輪をかけて難しい人でした。
元飼い主の味方ですからね。
最後の方は私の家の留守電に脅しの電話が入るようにもなってしまいました。
全頭保護が目標でしたが、これ以上行くのは身の危険が出てきたので全頭引き上げは泣く泣く諦めました。

元飼い主はコリもせず、今も関西で行われるうさぎのイベントは勿論、ペット関連のイベント等にも現れます。
おかしな行動を取るのでスタッフに必ずと言っていいほど注意をされ、要注意人物扱いをされています。
私がイベントに出展した時に主催側にもそのように確認しています。

そして、普通に私に声をかけてきます。
その後、あの爆発的な増え方はしていないようですが、やはり増やしたり、相変わらず学校にあげたりしているようです。
何とも後味が悪く力不足で中途半端な保護となってしまいました。
でも、あの時精一杯出来るところはあそこまでだったと思います。

こういった保護活動は必ず円満に終わるとは限りません。
引き際を何処にするか決めておくことも大事です。
少し話が脱線してしまいまいた。

そんな過酷な状況でこのままだと死ぬまで子供を生ませさせられるのは目に見えています。
何としてでもマーイちゃんには救い出さねばいけませんでした。
ひとまずはこれ以上出産させない約束をしましたが、やはり守って貰えませんでした。
何回目かの訪問の時、マーイちゃんの姿が見えず、探したところ簾で隠した中にケージがあり、生まれて間もない子うさぎと一緒にマーイちゃんがいました。
それがどうしても許せず、少し強引だったと思いますが、巣ごと連れて帰ってきました。
この時の子うさぎは4匹。
本当はあと2匹いたそうです。

マーイちゃんは元飼い主の執着が強すぎるので里親さんに託すには危険と判断し、そのままうちの子になりました。
子うさぎたちは無事に大きくなり、時間はかかりましたが保護した子達全員に里親が見つかりました。
保護後、生まれた子も合わせてこの現場からは16匹位保護しました。
途中、信頼出来る活動されている方に6匹託すことになり、そちらでもみんな幸せになりました。

現在のマーイちゃんはのんびりまったりと過ごしています。
同じ現場から来たというのにマータくんとは物凄く仲が悪いです。( ̄▽ ̄;)
 一番嫌われていたマータくん、一番可愛がられていたマーイちゃん。
うさぎ同士にも確執があるのかもしれませんね。

次は永久預かりキャロルくんの予定です。

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