今日はマータくんです。

マータくんは昨日紹介したナディさんといつでもラブラブです。
うさぎは縄張り意識が強く、多頭飼育の場合、仲よく暮らせないことの方が多いです。
一緒にくっついて仲よくしている姿は微笑ましいですが、それは稀であることを忘れてはいけません。
うさぎの性格と相性をよく見極める必要があります。

マータくんは2011年10月、多頭飼育の現場からきました。

その現場を見つけたのはあるイベントがきっかけです。
毎年行われるイベントで私はボランティアスタッフをしています。
イベントの最終日(この年は7/31)は夜を徹して行われ、終了するのは明け方です。

そんな最終日、会場内に探し物があり、場内を歩いていたところ幼稚園位の子がイスをテーブルにして2匹の子うさぎで遊んでいました。
まずビックリしました。
異様な光景でしたが、やはりここはうさぎが気になります。
少し観察すると子供にもみくちゃにされて子うさぎは疲れている様子でした。

子供に声をかけるとうちの子じゃないといいます。
近くに保護者らしき人も見当たらず…。
飼い主さんについて聞いても知らないといい、周りの大人たちに聞いても知らないとのこと。
ひとまずバックに戻してあげようと聞いてみるとこれまたビックリ。
キャリーバックではなく、籐で編んだトートバック。
ペット用とは程遠い普通のバックにそこらへんの雑草を敷き詰めたものでした。

そのイベントは動物とは関係のないイベントで恐らく会場になっている建物はペットの入室は禁止と思われます。
沢山の来場者があり、音楽も大きな音でずっと流れていてうさぎには過酷です。
この暑い時期に対策もなく、生後1ヶ月程度と思われる子うさぎを連れ回すことだけでも、うさぎを知っている人ならば考えられないことです。

丁度イベントも終わりがけで少しずつ撤収が始まり、幼稚園の子がそのままもみくちゃにうさぎを持って行きそうだったので
『おばさんが飼い主さんを探して返すね』
と、引き取り、うさぎの飼い主を探しました。

程なく飼い主と名乗る女性が現れ、少し話をしてみたら普通ではないということが色々な意味で察することが出来る人でした。
こちらの顔色をみて話をコロコロ変えて、話の辻褄も合いません。
少なくとも、うさぎが自家繁殖で増えていて、雌雄を分けていないことは確かな様子。
家にいる子は8匹と言っているがもっといそうな気配。
出来るだけにこやかに(少し説教もしてしまいましたが)
『一度おうちを見にってもいいですか?』
と、こちらの連絡先を伝え、相手の連絡先も教えて貰いました。
その後、暫らく連絡が取れずにいましたが、ふいに向こうから電話があり、お宅訪問のアポに取り付けました。

行ってみたら予想以上に酷い状況でした。
そのことも詳しく書いたら長くなるので今回は割愛します。
初回のお宅訪問の時に2匹連れて帰ったのですが、
『このうさぎは噛むから怖くていらない』
と、うさぎに執着が強い元飼い主が唯一いらないと言われてしまったのがマータくんです。
確かに噛みグセが凄かったです。
ごはんをあげようとしたり、何かでケージに手をかけただけでも噛み付いてきます。
元飼い主のお母さんに噛み傷の跡がありましたが、私もうっかり噛まれて傷跡が残っています。

ここの現場の子たちはマータくんみたく人に噛み付かなくても、気性が荒い子が多かったですね。
うさぎ同士のケンカが激しかった。
去勢手術をしたらすっかり噛みぐせは納まり、温厚なうさぎさんになりました。
爪きりで一番暴れず、じっと我慢してくれる程になりました。
でも、今でも硬派なところがあり、ナデナデはあまり好きじゃありません。
おやつのおねだりはしっかりします。

この時は昨日紹介したナディさんが既にいました。
最初は勿論別々で遊ばせていたのですが、ケージ越しに仲よくなってきたので様子を観察しつつ一緒に遊ばせているうちにすっかりラブラブに。
ずっとマータくんは里親を探す気マンマンだったのですが、あまりの仲良しさに離すのがかわいそうになり、
『もう、うちの子におなりよ』
と、なりました。

今だったらもっとドライに里親を探し続けていたかもしれません。

さて、明日は同じ現場から来たマーイちゃんです。

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